東京海洋大学 海洋科学部 食品生産科学科 食品栄養化学研究室

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大学院募集

当研究室では、栄養機能性や酸化などに関する生化学的研究に興味のある学生を募集しています、研究室見学や研究内容、勉強対策等についてのご相談・ご質問は随時受け付けています。ご関心のある分野がございましたらお気軽にお問い合わせください。
出身大学・学部に関わらず、意欲・体力のある学生さんの受験を希望しています。受験希望者は事前に研究室訪問をされることをお奨めします。

根気強く、筋道を立てて考えるのが好き、手先が器用、料理が好き、問題がクリアできた時の感覚が好き、趣味は実験だと思う、研究者になりたい、などなど少しでも当てはまるお方は一度ご連絡ください。

東京海洋大学大学院 入学案内ページ 

大学院生の経済的サポート

大学院に進学したいと思っていても、経済的な心配をしている人も多くいると思います。しかし、現在は資金援助の仕組みなども徐々に充実してきており、条件が合えば学費免除や日本学生支援機構などの援助も受けられます。その他いろいろな企業でも学生への支援をしているところがあります。 また、ティーチングアシスタントを務めてもらうなどして、私たちもできる限りのサポートをします。
さらに、日本学術振興会という組織には特別研究員という制度があり、これに採用されると月額20万円程度の給料や研究費が支払われます。これは修士課程2年生から応募可能で、博士課程1年生から支給されます。支給されるには様々な条件があり、採用されるには良い申請書を書く必要があります。しかし申請書を書いて研究費を稼ぐという意味では本当に研究者の第一歩だと思います。難しい壁かもしれませんが、挑戦してみる価値はありますよ。

日本学術振興会 特別研究員ページ

FAQ

1,細胞や動物を使った実験をすると聞いたのですが?
私たち人間を含めて生物はその個体の恒常性を保つために、さまざまな生理的調節機構を備えています。生体内で起こる現象を調べるためには、試験管での実験だけではなく、生物全体の反応でも確認する必要があります。色々な種類の培養細胞や様々な疾病モデル動物を用いて健康に役立つ食品素材の機能性を評価したり、新しい成分や作用を見つけ出す研究も行っています。マウスやラットなどの実験動物も取り扱いますが、その必要性を理解するとともに正しい知識と技術を学んでもらいます。動物の世話を含めた実験スケジュールを守って行動できなくてはなりません。もちろん細胞を使った実験も細胞は生き物なので同じことです。どの実験においても安定した実験系を作るまでは繰り返しの作業も多く大変ですが、根気強く取り組んでください。
2,どのような教科を履修しておけばよいですか?
卒業研究のテーマによりますが、主に食品栄養成分に関する研究を行うことになります。機器分析による成分などの分析や、細胞や動物実験による機能性評価などがメインになります。関連する知識や技術は研究を始めてから学んでもらいますが、化学、生物、有機化学、生物化学、食品化学、食品保全学などの科目を履修していることが望ましいです。ただ、研究内容やそのアプローチ法は多岐にわたっているため、様々なバックグラウンドを持った学生にも期待しています。所属が決まってから自分自身で勉強して基礎的な知識を習得する人も多くいます。皆さんのやる気と頑張り次第で道は大きく開けます。
3,卒業後の進路はどうなっていますか?
現在、卒業生の多くが食品関連企業で活躍しています。水産分野に限らず、畜産、乳業、飲料、製パン、製菓など多彩なフィールドが広がっています。さらに、公務員や医学・化学方面、化粧品業界などにも、専門的な知識・技術を生かす道が開けています。またさらなる専門スキルを深めるため、大学院博士課程に進学する学生も増えています。
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